東京での居抜き物件を実際に借りる時の例

東京で飲食店やエステサロン、歯科医院などを開業する時に、初期費用を削減できるのが居抜き物件です。不動産会社の募集では、居抜きという表示があるのですぐにわかります。この契約形態では、内装や造作、専門設備などをそのまま使えるため、開業コストを大幅に下げられます。多少は改装が必要になることもありますが、開店までの期間も短縮できるのが特徴です。ただし内装の一部しか残っていないのに、居抜きとして募集されている場合もあります。そのため借りる時には、前もって下見を済ませておくことが必要です。また同じ業種の飲食店であっても、看板を取り替えただけですぐにオープンできるわけではありません。内装の手直しにかかる時間も様々なので、開業プランは、時間に余裕をもって立てるべきです。

歯科クリニックを新規開業した例

居抜き物件を実際に借りた例としては、東京の歯科クリニックの新規開業があります。歯科医院では診療ユニットやレントゲン機器が必要となり、小規模の歯医者でも5000万円はかかりますが、居抜き店舗で造作譲渡の契約を結べば、1000万円以下で開業可能です。数百万円で新規オープンした実例もあります。さらに前テナント側にとっても、造作譲渡による収入が得られるので、多くの人がこの契約形態を利用しています。注意点として、引き渡しが完了するまでは全ての備品が前テナントの所有物なので、勝手に処分することはできません。また、譲り受ける精密機器に故障などのトラブルがないか、事前にチェックする必要があります。動作確認ができた段階で、金額にも納得したなら、造作譲渡契約を締結します。

美容室を階上店舗でオープンした実例

東京で居抜き店舗を借りる場合、同じ立地条件でも路面店と階上店舗では集客率がかなり違ってきます。路面店は、直接道路に面しているため、通行人がお店の中を覗くことができます。そのため特に飲食店の場合は、特殊な例を除いて路面店の方が売り上げもアップしやすいです。しかし階上店舗の居抜き物件で美容室をオープンし、成功した実例があります。人の心理として、2階以上で営業しているお店に入るには、緊張感が伴います。その点、チラシやホームページで広告を行っている予約制の美容院なら、お店が何階にあっても集客にあまり影響しません。美容室によっては、気軽に来店できないことから、かえってブランド力が高まり、売上向上に繋がることもあります。ただしこの場合は、ホームページを充実させるなど、宣伝に気を抜かないことがポイントです。